『課題と挑戦、そして未来へ』
4月24日(月) 東京都立産業センター浜松町館
点群活用と情報共有がビジネスチャンスのキーワード
- 開催日
- 4 月 24 日(月) 開催時間 13:00~17:00
基調講演 13:15~14:00 - 開催場所
- 東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)
- 主催
- 株式会社ニコン・トリンブル
- 協賛
- トリンブルパートナーズ関東 株式会社
基調講演(13:15~14:00)
『測量は三次元 。個性もある 。点群のみならず 。』
【基調講演の内容】
1.はじめに
公共測量マニュアルの作成や作業規程の準則の改正に携わってきた。
地形測量についての講演である。
国土交通省は、「三次元ありき」を取りやめた。健全化が進むものと思われる。
2.測量は三次元である。
測量は三次元である。だけど三次元測量成果は、地形のみである。
丸い地球、起伏のある地形を三次元で測量し、地図投影によって2次元上に表現してきた。CALSでは、測量は二次元だと受け取られていた。
数値地形図データファイル仕様(拡張DM)は、地形を三次元に規定した。
3.測量にも個性がある。
測量の個性は多様化し、個性は尊重しなければ持続的な発展は困難になってきた。
平板測量、航空写真測量、航空レーザ測量、車載写真レーザ測量、地上レーザ測量、航空レーザ測深、UAV写真測量、UAVレーザ測量、UAVレーザ測深、Lidar SLAM地形図整備は、垂直分割から水平分割へ、地形図修正と地図編集が主要な役割を担う。航空写真は、1/4,000/1/8,000/1/10,000 → 1/4,000/1/10,000 → 1/8,000
4.三次元点群だけではない。
多様な測量成果がパズルのように噛み合って、社会インフラとなることで、次世代の社会がより豊になる。レーザだけでなく、立体写真からでも、TSからでも三次元の測量成果が作れる。ただし、地図編集が課題である。衛星測位、デジタル化は、地図縮尺の壁を壊した。ただし、地図編集が課題である。
デジタル化は、劣化をなくした。ただし、経年変化が課題である。
5.まとめ
測量は三次元だけど、成果は完全な三次元ではない。
個性があるから、尊重されなくなければならない。
多様な測量成果が噛み合い、次世代の社会インフラとなる。
津留 宏介 氏プロフィール 1959年生
- 出身
- 熊本県阿蘇郡高森町
- 最終学歴
- 国立八代工業高等専門学校 土木建築工学科
- 技術者資格
- 測量士・技術士(応用理学、総合技術監理)・空間情報総括監理技術者
- 著書・共著
- 『ディジタルマッピング 公共測量への手引き』(鹿島出版会)
『CAD/CG/GISユーザのための航空・衛星写真画像ハンドブック』(古今書院)
『デジタル写真測量の基礎』(日本測量協会)
『地図情報レベル10000数値地形図図式2017年』 (日本測量協会)
『UAV安全運航手帳』(日刊建設工業新聞社)
『 -公共測量- 作業規程の準則 解説と運用』(日本測量協会)他
→ 地上レーザ測量、車載写真レーザ測量、UAV写真測量、空中写真測量 (ディジタル手法箇所)
写真地図作成、航空レーザ測量、地上レーザ点群測量、UAV写真点群測量 - メルマガ配信
- 地形測量技術情報のメールマガジン 『i地図通信』 編集室長
セミナー(14:15~14:55)
セミナーの内容や時間につきましては、変更する可能性がございますので、詳細はご来場当日に会場でご確認の程、お願い申し上げます。コロナ感染防止のため、座席は間隔をあけて配置する関係上、お席には限りがあります。
第1セミナー 開始時間:14:15~14:55 |
測量・建設のビジネスチャンス TrimbleデジタルコンストラクションにおけるDX化で何が得られる? |
建設の全ワークフローにおけるDX化・情報共有(Trimble Connect)にて全体の効率化を図るご提案を致します。Trimbleの最新テクノロジーによる情報共有・可視化により全体の最適化を行い、無駄を省き生産性向上を目指します。 |
---|---|---|
第2セミナー 開始時間:15:15~15:45 |
3次元数値地形図データ作成マニュアル対応 TOWISE CAD HC の可能性に迫る! |
点群ファースト。2023年リリース予定の最新バージョンTOWISE CAD HC Ver.6.5で対応予定の3次元数値地形図データ作成手法を解説するとともに、地理院地図、点群データを活用した新たな業務方法をご提案します。 |
第3セミナー 開始時間:16:15~16:45 |
Trimble 3Dラインナップ2023を紹介! 適材適所の3Dセンサーとは? |
精度・効率・機動性…それぞれの選択とそれぞれのメリットは何か? 適材適所により活用事例で貴社が選択するべき3Dセンサーが明確に!お客様の活用事例を詳細にご説明致します。 |
ブース特別セミナー(15:00~15:30)
(土地家屋調査士様向け)
※当ブースセミナーは展示会場のブースにてセミナーを行います。セミナー開始直前には皆様にご案内いたします。
日調連マニュアル対応 Trimble SKY Controller
登記多角点観測オプションの解説
令和4年6月 日本土地家屋調査士会連合会から「ネットワーク型RTK法による単点観測法に基づき行う登記多角点測量マニュアル」(以下 ⽇調連マニュアル)が発行されました。Trimble SKY Controller 登記多角点観測オプションでは、日調連マニュアルに則った観測手法に対応しており、誰でも分かり易く操作することが可能です。また観測結果を一般的なWord形式の帳票として作成する事もできます。
ニコントリンブル 主な展示
Trimble SX12
ハイブリッド測量機
高精度ワンマントータルステーション
長距離高精度3Dレーザースキャナ
高解像度カメラ搭載、大型ディスプレイ確認
Trimble X7
抜群の機動力を誇るシンプル&スマートなIMU搭載モデル
Trimble X12
クラス最高の精度とリアルな色彩を再現するハイエンドモデル
Trimble TCU5 / FZ-G1
Trimble S7 / S5に搭載
マルチデバイス対応、ハンディタイプコントローラで簡易ワンマンが可能
Trimble R12i GNSS
IMU(慣性計測装置)搭載
Trimble独自の慣性プラットフォーム
リアルタイムに補正観測が可能
Trimble Catalyst DA2
要求される精度・使用期間に応じてサブスク利用が可能なGNSS受信機
TPホールディングス 特設コーナー
SKY-Mapper® MarkII
写真測量・レーザー測量用に特化したマグネシウム合金採用の国産産業用ドローン
LiAir X3/X3C
超小型・軽量・低価格のUAV搭載用LiDARユニット、SKY-Heli、SKY-Mapper、に搭載可能
LiBackPack DGC50H
バックパック型地上LiDAR、リアルタイムに点群合成、周囲が3次元SLAM技術)、森林etc有効、3Dレーザースキャナ
LiGrip 120H
バックパックでGNSS対応可
LiGeoreference
LiDARなどの生データを整合の取れた解析処理で点群データに。
LiDAR360
LiDARデータの解析処理から樹木や地表などの分類分析機能を持つ点群処理に優れたソフトです。
ご来場者プレゼント
「Trimble SX12/X7 ブロック」のいずれか(10名様)
ご来場者様全員プレゼント「X12デザイン特製メモ帳」
展示会の新型コロナウイルス感染防止への対応について
日本展示会協会「展示会業界におけるCOVID-19感染拡大予防ガイドライン」および展示会場が定める「展示会における新型コロナウイルス感染防止のための対応指針」に基づき、ご参加される皆様の安全を確保するため、感染対策に関する取り組みを定め運用してまいります。