SmartWorks Pro
大判スキャナSmartLFシリーズ専用
タッチスクリーン画面で簡単操作!
プロのニーズに完全対応するスキャニング & コピーソフト。
SmartWorks Proはタッチスクリーンに対応するモニタやマウスで直観的な操作が行えるユーザーインターフェースを採用し、シンプルなスキャニング業務から高度な画像編集を要する業務など、幅広い分野でのご利用が可能です。
CADや手書きのモノクロの図面をスキャンする時や青焼きの原稿の復元作業を行う時に便利です。プリセットが選択されるとプリセットに設定されているパラメータが表示され、スキャナが原稿をどのようにスキャンするかを容易に確認することができます。
生産性を考慮したデザイン
スキャニング作業の生産性は読み取ったデータをソフトがどう処理するかに依存します。当ソフトが誇るスキャンワンス機能はたった一度のスキャンでリアルタイムに様々な画像の編集を可能にし、再度スキャンすることなしに編集した画像を保存、またはアップデートすることができます。この機能により画像データファイルを何度も保存し直したり、スキャンデータに行った変更を確認するために再度スキャンするという手間を大幅に削減します。スキャンする回数を最小限に抑えることができるため破損しやすい原稿や貴重なオリジナルの原稿の読み取りにも最適です。
当ソフトにはあらかじめ10種類のプリセットフィルタが用意されています。これらプリセットの設定には主要なパラメータが割り付けられており、瞬時に使いたい設定を選択することができます。スキャニングに慣れていないオペレータにも優しい設計となっています。また、細かい設定を要する原稿用にはマニュアルでパラメータを設定し、新たなプリセットとしてその設定を保存することもできます。
大量にある原稿のデジタル化作業に最適
SmartWorks Proのマルチページドキュメント管理機能はTIFF、また はPDFの一つのファイルの中に複数のそれぞれ違ったファイルフォーマットの画像を統合することができ、効率的な画像ファイル管理、またスムーズなワークフローに貢献します。この機能を使用し次のことが可能になります。
- 従来通り個々の画像の編集や品質の確認ができる。
- JPEGやTIFF、モノクロやカラーのそれぞれ違うフォーマットで違うデータサイズのドキュメントを一つの独立したファイルに統合することができる。
- スキャン画像作成後にマルチページに統合するためスキャン中に作業が滞ってもファイル全体を削除することなしに処理することができる。
- マルチページドキュメントはスキャン処理とは別の環境で作成されるため特別なスペックを持つコンピュータを必要としない。
マルチページTIFF、またはPDFのドキュメントに保存する前に必要に応じてTIFFやJPEGの原稿を選択したり開くことができ、またドキュメント内の原稿のページを変更したりすることができます。
プロフェッショナルなスキャニングニーズに対応するSmartWorks Pro
PDFのマルチページドキュメントを表示する際はAdobe Acrobat、または同等のソフトウェアがインストールされていることをお勧めします。TIFFのマルチページドキュメントを表示するには複数のTIFFファイルを閲覧することができるアプリケーションが必要になります。
高度な「自動サイズ検知機能」もスキャン業務の高い生産性に貢献します。スキャナに原稿をセットすると原稿のサイズを検知し、自動的にスキャンのパラメータを設定します。さらに原稿を検知すると自動的にスキャンを開始する「連続スキャン機能」は複数、または大量のバッチスキャンに最適でオペレータの業務を軽減します。また「連続スキャン機能」と「ファイル名の自動設定」の併用はオペレータが設定したファイル名の後に自動で連番、またはタイムスタンプを追加し、それぞれ個別のファイル名を自動的に作成し、生産性の向上に貢献します。「上書き」の制御方法もオプションから選択することができます。これらの機能を活用することでオペレータの作業を軽減しながら大量のデジタル化作業を効率的に行うことができます。
スキャンの画質を考慮したデザイン
スキャン画像の品質は常にオリジナルの原稿の状態に依存します。完璧なスキャンでコピーを必要とされるなら完璧な状態を保つオリジナルが必要になります。現実にはオリジナルの原稿は年代とともに劣化し、破れていたり、シミがついていたり、手書きで書き込まれたりしています。このような原稿のスキャンに当ソフトはその機能を発揮します。
例えばシミがついて破れた原稿、または古い青焼きのオリジナルの原稿をくっきりとしたモノクロの画像で復元し、最小限のファイルサイズで保存したい場合、当ソフトは複数の方法でこのタスクを可能にします。しきい値調整機能の白黒2値処理の機能を利用し、白をより白く、黒をより強調することにより、劣化して消えかかったデータでさえくっきりと読みやすい画像として再現することができます。
またバックグラウンド(地肌)の調整には高度最適化しきい値を使用することでフォアグラウンド(データ)とバックグラウンド(地肌)のデータを最適なコントラストに調整することができます。この機能はたった一度のスキャンで調整することができ、リアルタイムにその効果を確認することができます。さらにディザ処理機能を使用することでカラー画像を2値フォーマットで出力し、フォトリアリスティックな復元も可能にします。
当ソフトはカラーの表現力でもその機能を発揮し、美しいカラーでの復元を可能にします。ICCカラーマネージメントをSmartWorks Proのビューワに取り込み、さらにIT8ターゲットを使用し、スキャナを高精度なカラーでプロファイルすることでスキャン画像とプリンタで出力される画像の高度なカラーマッチングを実現し、精彩なカラーを作り出します。当ソフトはプロファイルの情報を画像データに組み込み、画像がSmartWorks Proで再度開かれた時、また色の調整が行われたプレビュー画面のビューワで開かれた時に高精度、そしてオリジナルに忠実な色で画像を表示します。スキャン画像に色の変更などを行った場合、最終的に出力される画像の色の精度を色調整がされたプレビュー画面で瞬時に確認することができます。
SmartWorks Proスキャン&コピーの使用で大判サイズに対応するプリンタと連動し、大判サイズのコピーができます。標準のWindowsプリンタドライバを使用し、選択されたプリンタメーカのプリンタでデータを出力することが可能です。Windowsのプリンタドライバによっては用紙管理のオプションやカラープロファイルの選択オプションに制限がある場合があります。SmartWorksPro内蔵プリンタドライバを使うことで、出力用メディアに合わせたプリンタプロファイルを作成したり、また正確なコピーサイズの設定や用紙の無駄を軽減する機能を制御することができます。
さらに大判CAD用プリンタと連携し、プリントの処理が行えるようにスキャン画像をホットフォルダにTIFFファイルとして保存することができます。この機能によりフォルダに保存されたすべての画像は自動的に認識され、プリンタドライバを使用せずにCADプリンタで出力できます。(CADプリンタがホットフォルダ、またはRIPに対応していることが条件になります)